とても有益な情報漏洩対策の話が聞けました
倫理が欠如するとどうなるか。
雪印食品のように市場から退場させられるか、日本ハムのように長年築き上げたブランドをいっぺんに失ってしまうかだ。
イオンはこうした方面で評価の高い企業になるべく努力を重ねてきたのである。
こうした内なる変化に比べると見えやすいのは外面の変革だ。
「グローバルに考えグローバルに行動し、ローカルに考えローカルに行動する」(岡田元也イオン社長)。
W社の「常に小さく考え、それを積み上げる」にスタンスが近い。
Wマートなど外資リテイラーの足跡をたどり、それを消化して日本的なイオン流のものにしてしまおうというのである。
さて、改革の要点は次の4つになる。
①MD。
②マーケティング。
③IT。
④物流。
これら経営のパーツを世界水準に引き上げること。
その結果主力のGMSの収益を改善することである。
GMS業態は、成長が頭打ちになっているうえに高コスト構造に陥っている。
改善するには営業利益率の引き上げ(1%→5%)が必要だが、それには以下の3つを低減しなければならない。
①商品の仕入れコスト、調達コストの低減。
②オペレーションコストの低減。
③出店コストの低減。
このうち仕入れコストは商品原価と物流コストに分類される。
オペレーションコストには、店舗の後方部門にかかわるコストも含まれる。
コスト改善には体質改善が必要となる。
だから、①戦略IT構想、②メーカー直取引(戦略物流構想)。
この2つを打ち出した。
イオンの社風はドライでシビアだ。
外資との競争で勝たない限り生き残れないという危機感がどこよりも強い。
だからこうした施策の実行に迷いがなく、ただひたすら変革に邁進できるのである。
グループ再編で「高収益企業」を極めたいイオンイオンは現在5つの分野で事業再編を進めている。
①GMS=ジャスコ②SM=マックスバリュ③ドラッグストア=イオンーウェルシアーストアーズ④サービス=イオンクレジットなど。
⑤デベロッパー業。
GMS=ジャスコはいわゆる総合スーパー業態でSC(ショッピングセンタ古では核になる。
食品、衣料品、日用雑貨をほぼ3分の1ずつ扱い、売場面積は1800坪上2000坪くらい。
だから小さいものでネイバーの大型、大きいものでスーパーセンターのもっとも小さいものという規模だ。
このGMS業態とSM子会社のマックスバリュ、CVSのミニストップを含む「総合小売事業部門」が、連結営業利益の39.3%(02年2月期)を占めるもっとも大きい事業部門を構成している。
連結営業利益で次がサービス事業部門(イオンクレジットと外食事業)の26.3%。
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