硫カドミウム鉱(りゅうかどみうむこう、greenockite)は、鉱物(硫化鉱物)の一種。 投資信託 組成は硫化カドミウム(CdS)。比重4.5-5。モース硬度3-3.5。六方晶系。 [編集] 関連項目 鉱物 - 硫化鉱物 鉱物の一覧 カドミウム、硫化カドミウム カドミウムイエロー [編集] 参考文献 豊遙秋・青木正博 『検索入門 鉱物・岩石』 保育社、1996年、ISBN 4-586-31040-5。 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。 [編集] 外部リンク Greenockite(mindat.org) Greenockite Mineral Data(webmineral.com) 硫砒鉄鉱(りゅうひてっこう、arsenopyrite)はヒ素と鉄の硫化鉱物。ヒ素の代表的な鉱石鉱物である。 硫砒鉄鉱を焼くとヒ素が分離して、猛毒である亜ヒ酸ができる(亜砒焼きとよばれていた)。亜砒酸は宮崎県高千穂町土呂久の鉱毒事件の原因として有名である。 硫砒鉄鉱そのものには毒性はないが、表面に風化による有害な砒素化合物が付着している可能性がある。手に持った際にはすぐに手を洗浄し、直接口や食物に触れるべきではない。 産地はポルトガル、日本の尾平鉱山(大分県)など。 目次 [非表示] 1 語源 2 性質・特徴 3 用途・加工法 4 硫砒鉄鉱グループ 5 関連項目 6 参考文献 7 外部リンク 資産運用 [編集] 語源 英名の Arsenopyrite は、砒素(Arsen)を含んだ黄鉄鉱(pyrite)の一種という当時の認識に由来する(E.F. Glocker、1847)。 [編集] 性質・特徴 化学組成は FeAsS。純粋なものは鉄34.3%、ヒ素46%、硫黄19.7%の割合である。また、鉄の一部はコバルトで置き換えられ、コバルトの割合が大きい種類のグローコドート鉱 (glaucodot) との間に連続的な固溶体をつくる。 結晶系は単斜晶系に属するが、通常、擬斜方晶系の菱餅型か菱形柱状の結晶で産出される。モース硬度は 5.5 - 6。比重は5.9 - 6.2。へき開は柱状で、断口は不平坦。 結晶は金属光沢があり、色は銀白、鋼灰色で、灰色にまたは黄色に変色する。条痕は灰黒色。 熱水鉱床やペグマタイト中に産する鉱物で、他の硫化鉱物と共存することが多い。ハンマーで叩くとヒ素特有のニンニクに似た悪臭がする。また、硝酸を加えると分解して、海綿質の硫黄を析出する。 [編集] 用途・加工法 用途としてもっとも使用されるのが亜ヒ酸(As2O3)の製造である。亜ヒ酸は古くから知られていた猛毒だが、ガラスのつや消しや緑色顔料、そして農薬、殺虫剤として大量に用いられていた。亜ヒ酸は焼釜などで焙焼することで得られる。 金、銅、錫、タングステン、アンチモン等を採掘する鉱山においては、硫砒鉄鉱が付随して産出することが多かった。このため、これらの精鉱あるいは地金の他に、市況の変化を観測して副産物として亜ヒ酸の生産に務める鉱山も多かった。 これらの多くは陶芸に用いられる登り窯に酷似した原始的な焼成炉が用いられた。一番下の段に砕いた硫砒鉄鉱と燃料(木炭など)の混合物を入れて燃焼し、発生する亜ヒ酸を含む煤煙を階段上に区切った収集室に引き寄せ、亜ヒ酸の結晶を収集した。この方法では煤煙から亜ヒ酸を完全に収集(除去)する事は不可能であり、亜硫酸ガス等も含む煤煙は一番上段から吐き出される事になった。排出された煤煙は周辺の山林を枯らした他、亜ヒ酸の収集も収集室に人が入って行うために労働者も亜ヒ酸に曝露される事となった。鉱山によっては、選鉱の前処理として亜ヒ焼きを行い、水で鉱石を冷却したのち比重選鉱を行なったケースもあり、この場合は排水に多量の亜ヒ酸が流出する事となった。 鉱山の周辺で盛んに亜ヒ焼きが行われていたが、深刻な鉱毒被害を引き起こしたことで現在は見ることはない。現在では製錬時に発生する煤煙を集塵機にかけた後、この塵から亜ヒ酸を回収する事が多い。 その他、花火の材料や鉛と混ぜて弾丸用の合金の原料に用いられる。 [編集] 硫砒鉄鉱グループ 硫砒鉄鉱 (Arsenopyrite) - FeAsS グローコドート鉱 (Glaucodot) - (Co,Fe)AsS オサレス鉱 (Osarsite) - (Os,Ru)AsS ルアラサイト (Ruarsite) - RuAsS Gudmundite - FeSbS [編集] 関連項目 ウィキメディア・コモンズには、硫砒鉄鉱 に関連するカテゴリがあります。鉱物 - 硫化鉱物 鉱物の一覧 鉱石鉱物 公害 土呂久の鉱毒事件 [編集] 参考文献 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。 松原聰・宮脇律郎 『国立科学博物館叢書5 日本産鉱物型録』 東海大学出版会、2006年、ISBN 978-4-486-03157-4。 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。 [編集] 外部リンク Arsenopyrite(mindat.org) Arsenopyrite Mineral Data(webmineral.com) Arsenopyriteグループ(地球資源論研究室) 菱苦土石(りょうくどせき、magnesite、マグネサイト)は、鉱物(炭酸塩鉱物)の一種。菱苦土鉱(りょうくどこう)ともいう。方解石グループに属する。 組成は炭酸マグネシウム(MgCO3)で、菱鉄鉱(FeCO3)との間では連続固溶体を形成する。三方晶系。純粋なものは透明か白だが、不純物を含み色のついているものもある。比重3.0。モース硬度3.5-4.5。 目次 [非表示] 1 ブロイネル石 2 関連項目 3 参考文献 4 外部リンク 外国為替証拠金取引 [編集] ブロイネル石 鉄を少し含む亜種をブロイネル石(breunnerite)という。 [編集] 関連項目 鉱物 - 炭酸塩鉱物 鉱物の一覧 マグネシウム、炭酸マグネシウム 菱鉄鉱(FeCO3) 苦灰石(CaMg(CO3)2) 方解石(CaCO3) [編集] 参考文献 黒田吉益・諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年、ISBN 4-320-04578-5。 松原聰・宮脇律郎 『国立科学博物館叢書5 日本産鉱物型録』 東海大学出版会、2006年、ISBN 978-4-486-03157-4。 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。 [編集] 外部リンク Magnesite(mindat.org) Magnesite Mineral Data(webmineral.com) 菱鉄鉱(りょうてっこう、siderite)は、炭酸鉄(FeCO3)よりなる鉱物(炭酸塩鉱物)。三方晶系。 目次 [非表示] 1 産状 2 性質 3 用途 4 関連項目 5 参考文献 6 外部リンク FX [編集] 産状 堆積性鉄鉱床などに産出する。 [編集] 性質 冷時希塩酸には少しずつ、温時容易に溶ける。 [編集] 用途 鉄資源。 [編集] 関連項目 ウィキメディア・コモンズには、菱鉄鉱 に関連するカテゴリがあります。鉱物 - 炭酸塩鉱物 鉱物の一覧 鉄鉱石 [編集] 参考文献 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。 [編集] 外部リンク Siderite(mindat.org) Siderite Mineral Data(webmineral.com) 緑閃石(りょくせんせき、actinolite、アクチノライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石に属する。透緑閃石(とうりょくせんせき)、アクチノ閃石(あくちのせんせき)[1]、陽起石(ようきせき)[2]ともいう。 FX 化学組成は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9) で、鉄(Fe)をほとんど含まないと透閃石になる(Mg/(Mg+Fe)=1.0-0.9)。マグネシウム(Mg)よりも鉄(Fe)が多いものは鉄緑閃石(ferro-actinolite)。 成分により灰白色から緑色。マグネシウムを多く含むものは灰白色で、鉄が多くなると緑色が強くなる。比重3.1、モース硬度6。単斜晶系。 緑色片岩などの変成岩中に含まれることが多い。 目次 [非表示] 1 脚注 2 関連項目 3 参考文献 4 外部リンク [編集] 脚注 [ヘルプ] ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。(オンライン学術用語集) ^ 「陽起石」は角閃石のなかまであることが分かりづらいので、最近ではあまり使われない。 [編集] 関連項目 ウィキメディア・コモンズには、緑閃石 に関連するカテゴリがあります。鉱物 - ケイ酸塩鉱物 - 角閃石 鉱物の一覧 造岩鉱物 石綿 くりっく365 [編集] 参考文献 B.E. Leake et al., "Nomenclature of amphiboles: report of the Subcommittee on Amphiboles of the International Mineralogical Association, Commission on New Minerals and Mineral Names", The Canadian Mineralogist, Vol. 35, pp. 219-246, 1997. PDF 松原聰監修 『鉱物カラー図鑑』 ナツメ社、1999年、ISBN 4-8163-2693-6。 松原聰・宮脇律郎 『国立科学博物館叢書5 日本産鉱物型録』 東海大学出版会、2006年、ISBN 978-4-486-03157-4。 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。 [編集] 外部リンク Actinolite(mindat.org) Actinolite Mineral Data(webmineral.com) Amphiboleグループ(地球資源論研究室)